熊本には街のど真ん中に湖があります。
阿蘇山の伏流水がしみ上がり、清流となって
湖に注ぎ込みます。
その周りは芝生で休日となると家族連れ
友達同士、恋人同士の憩いの場になります。
そんな場所も第一回目のロックダウンの時は
駐車場が閉鎖になり、利用する人が減りました。
その後も、どことなくピリピリした雰囲気があり、
大きなマスクで顔を覆い帽子をかぶって目だけが
虚ろに見える人ばかり。僕みたいな変人が
マスク無しでウロウロしてると突き刺すような
視線を送ってくる。憩いの場なのに…
それが昨日サンバの仲間たちと野外練習していたら
少し和らいでいる気がした。
もちろん夏日の野外でもマスクをしている人が殆ど
だったけど、外して遊んだり運動したりしてるひとも
結構いる。
我々がリハーサルしてると近づいてきて座って
見学していく老夫婦もいた。去り際に拍手してくれたり。
子連れの親子も飛び入りで演奏の輪に加わってくれた。
その瞬間、コロナ前のような自由で和やかな空気が
流れていました。
みんな自由と楽しみに飢えている。と思う。
コロナ当初は割と僕は過激な発言をしていた。
あえて繰り返すことはしないけど。
そこらへんはもう戦わなくていいかなと。
もうね「コロナが明けたら」なんて世界は
来ないと思うのです。昨日の湖の公園は
ピリピリした大多数の世界の中にある僅かな空気の玉。
まさに息抜きのひと時。小さなコミュニティ。
そういうコミュニティ(居場所)があるかどうかが
心地よく生き残るカギなんだろうなと思う。
怖がる怖がらないを
お互い強要しあうことなく
目の前の現実は現実として、自分自身は
どこに身を置いて、どんなことを感じていたいか。
淀んだ水の中でもがくのか、もがいていたとしても
たまに漂ってくる澄んだ空気の玉の中で和んでみるか。
受動的に現実に埋もれるのではなく
能動的に現実を選択していく。
これがこれからの生き方のヒントになると思う。
さて
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皆様の憩いの場を提供しますよ!
心地よく軽やかに生きていきましょー!