静かに新しい夢と向き合う「3度目の転換期」これも流れ?

実はプロダンサーになるという夢は
そんなに昔から抱いていた夢ではないんです。
実際、ダンサーのキャリアをスタートさせたのは
大人になってからだし。
よくある「子供の頃バレエやってました」とかもありません。

ちなみに強制的に子供の頃やらされてたのは剣道でした。
僕の爺さんが凄い人だったので
親としては有無を言わさずでした。

僕とってこれはトラウマに近いものなので、
絶対に我が子に「ダンサーになれ!サンバやれ!」

とか言いません。
そんなこと言おうものなら、自分の子供の頃の
嫌な思い出がフラッシュバックする。

「おい、剣道やれ。爺さんめざせ!」
親父の暑苦しい昭和な期待感がとにかく嫌だった。

じゃぁ、子供の頃の夢はなんだったのか。
高校生のころのまで進まないと出てこない。
そのころの僕は「作家」になりたかった。

空想するのが好きだった。
割とオタッキーな遊びをしていた。中学生のころ
テーブルトークRPGってのが出始めていた。
知ってる人は知ってる。
D&D(ダンジョン&ドラゴンズ)というファンタジーゲーム。

今の僕からは全くかけ離れた世界ですが、
中学生と高校生、その間の青春時代はオタッキー活動に
はまってました。
そのおかげで空想(妄想)が得意になった。
文章を書くのも得意だった。日記を長い事書いていたので。

高校生になるころから自作の小説を書いたりしていた。
まだパソコンも普及していない頃だったので、
手書きでノートや原稿用紙に書いていた。
指に「ペンだこ」ができた。

なんで辞めたか。
書いていて辛くなったから。
受験勉強も始まっていたし。自分が小説を書いている事と
実生活で求められる事のギャップが辛かった。
「こんなことやってても無駄だ」と思うようになり
次第に書かなくなった。

受験に失敗して専門学校に行く頃には
何も書かなくなった。
それから20年以上、エッセイや短文、ブログを書くことはあっても
小説は書いていない。

コロナウィルス騒ぎは311や熊本地震に匹敵する「転換期」だと感じている。
転換期のたびに自分自身と向き合った、自分の望むことはなんだったか。
今、人前で踊る機会もない。ショー出演は軒並みキャンセル。

僕のスケジュール帳は空白が並んでいる。

最近ライターの仕事が増えている。

子供の頃、僕は何をやりたかった?
もう一度向き合う。

幸い?ゆったりとした時間の中にいる。
書きますか?小説。
どうですか?俺。

 

 

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