失敗と停滞の効能を知る

行動するから失敗する。行動するなら停滞にも意味がある。

僕の個人的な印象ですが、特に日本は失敗を忌み嫌う社会
「危ないから○○しちゃいけません」とか
「何かあったらどう責任とるんだ?」とか
「どうせうまくいかないから」とか
子供から大人まで、個人から団体まで「何か」あるくらいなら
行動しない傾向が蔓延している。と思う。
何事もない同じ毎日がずーっと繰り返される。
毎年毎年同じように「米の収穫」がある。
この傾向は農耕民族独特なのかな?と学生時代に考えたことがある。

その一方
変化と行動を恐れない気質がイノベーションや発明を生み出すんだろうなと。
これは狩猟民族(西洋)独特?
もちろん失敗も多いし、思い悩んで停滞もする。


※これはアクションペインティング修行中の失敗シーン

失敗が発見を生み、停滞が思考を熟成させる?

このブログ、最新の記事を書いたは一ヵ月ぶり。
もちろん何もしてなかったわけでは無く(言い訳(笑))
自分の制作と経済活動の連動を計ってました(笑)
簡単に言えば
どうやったら芸術が「お金」になるのかと。

“絵を描いても完成と思えない。
こんなもの発表しても評価されない。
納得するまで手直しをして何年も同じ絵と向き合う”

もちろん、これも芸術家の姿。

でも
僕が修行中にドイツで見た芸術家はもっと
アグレッシブで自分の制作と経済を結び付けることに
抵抗がなかったなと。
芸術家もマーケティングの知識を学んで制作している。
マーケティングは
想定して行動して分析して改善する上に成り立ってる
と思う。
つまり行動して「失敗」しないことには発見も生まれなければ
改善のしようもない。
っていうのが基本の考えにあった。
「失敗」を分析して、思考を熟成させるための停滞なら意味がある。
次の行動につながるから。
それは「何もしない」とは違う。

※試作品のスマホケース。アートを日常に?
改善が必要。

何か突破口はないか?
行動して失敗して停滞(塾考)してまた行動する。
これは「生きること」そのものではないかな?
と思うわけです。

 

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