サプカイ(カーニバル会場)でのエンサイオ テクニコ取材!人気のあるチームはどれ?

ご存じの方も多いと思いますが、
僕は日本ではサンバダンサーとして働く傍ら、
ラジオパーソナリティとしても働いています。
毎月二回、第二第四金曜日の夜8時から生放送してます。
熊本シティFM791で、僕の冠レギュラー番組
「Masashi!サンバ!Comigo!」
という番組です。
もちろん、僕がブラジル滞在している間も
収録という形で放送が続いています。
興味のある方は聞いてみてください。
次回は1月26日20時から放送があります。
こちらから聞けます。
聞き逃しサービスは無いのでオンタイムで。

軽く番組宣伝をしたのは理由があります。
放送をしていただいている熊本シティFM791から
局のロゴ使用許可を得たので、
プレスバッチを作り、正式に取材という形で
カーニバルを紹介できるようになりました。
まぁ、今までもバッチなしでガンガンやってたのですが、
カーニバル会場には色々な人が出入りしてるので、
なるべく身分を提示しながら行動したほうが
良いかなと。

さっそく昨日はエンサイオテクニコ(本番練習)の
取材にサプカイに行ってきました!2部リーグの練習でしたが、
本番さながらの迫力です。
19時からスタートして4チーム出ました。

リオのカーニバルはガチのコンテストなので、
皆優勝をめざして本気の勝負をしてきます。
それぞれのポジションで全力をつくす。


ちなみにコンテストなので、様々な審査項目があります。
その一つで重要なのがコミサォン ジ フレンチ(先頭集団ダンサー)
このダンサー集団の出来栄えが、かなり勝敗に影響する。
なので、プロの振付師を雇って(もちろん有料)
振付を制作して指導してもらって、当日も付きっ切りです。

ちなみに写真はすべて各チームのコミサォン ジ フレンチ
地面に手を当てている、坊主の方が、このチームの振付師。
確かこの方も、かなり有名なダンサー。
あちこちで振付を作っている。

パレードコースには要所要所に審査する人がいるのですが、
コースの中央付近にメインの審査員ブースがあります。
その前までコミサォンが行くと、
そこでフォーメーションや振付、演出を凝らした
パフォーマンスをガッツリおこないます。
彼らのパフォーマンスをしっかり見たい人は
審査員ブース付近の座席を確保するのをお勧めします。

ちなみにパレードコース上は警備がかなり
殺気だっている。ちょっとでも邪魔がはいらないように、
報道陣をコントロール。何かあるとすぐ怒られます。
それだけ大事なパートです。


観客席はカオス状態。
これはImperio Srrano(インペリオ セハーノ)という
サンバチームが出た時の観客席。
人気のあるチームかどうか、すぐにわかります。
応援団の数が違う!

今回のインペリオのテーマはアフロブラジル文化
カンドンブレ(黒人宗教)の儀式が随所に盛り込まれている。
発煙筒炊いて、花火をうちあげながら
儀式の演出をしています。
楽器に花火をつけたりもして、何でもあり。
マジ危険!!!

金管楽器以外ならなんでもありなので
楽器演奏も濃い!
ちなみに前のブログでも紹介しましたが、サンバのリズムの中には
アフロブラジル文化でるカンドンブレ(黒人宗教)で奏でられる
オリシャ(神々)のリズムが織り込まれています。
オリシャごとに名前がついたリズムパターンがあります。
そのリズムを聞くとどの神様のリズムなのかがわかる。
どの神様のリズムか、聞けば大体わかります(自慢)

今回のインペリオのパフォーマンスや演奏を見てると
そのリズムがどのようにカーニバルソングに織り交ぜられているかが
良くわかる。
アフロブラジルがサンバの基盤になってることが
とても分かりやすく表現されています。

19時から23時過ぎまで、ぶっ通しで取材しました。
疲れたけど、とても良い経験になってます!
今日もエンサイオ!サンバ漬けの日々に感謝!

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