クリアしなければ何度もやってくる課題。「手放し」て「得られる」こともある。

クリアできていない課題は形を変えてやってくる。

僕の目下の課題は自分の「怒り」をコントロールすること。
アーティストでもある僕を突き動かす原動力は「怒り」です。
これは以前のブログでも書いたと思う。敬愛する芸術家の一人
岡本太郎氏もそんなようなことを言っていた。
変な例えになりますが、昔から不動明王様と縁が深いので
「憤怒」のお姿に少なからず影響を受けているのかも。

どちらかというとネガティブな感情ですが、僕は「怒り」を否定はしません
爆発的なエネルギーをもたらすのは確かなので。
このエネルギーのおかげで沢山の障害を乗り越えて今があるのは確かなので。
半面、強烈な「怒り」は相手を焼き尽くすおそれもある。

人の悩みは「お金」「対人関係」「健康」の三つがメイン。

その中でも「怒り」は「対人関係」を悪化させる。それどころか
文字通り焼き尽くす。
そうならないように「怒り」をコントロールするのが
僕に繰り返し試される課題…らしい。

「手放す」と得られる気付きや新たな可能性、良いこと。

軽く告白すると
僕はあまり他人に興味がありません。
誰かが「どうした」「こうした」っていう話を聞いたり、
聞かされるのが割と苦痛。そういうのが好きな人もいるけど。
僕の連れとか。逆に何故そんなに他人に興味あるのだろうと不思議に
思うことがある。
では何故「怒り」という感情が生まれるのか？特に人に対して。
それはその人に対して何らかの執着があるから。
「こうなってほしい」とか
「このように対応してほしい」とか
「こう変わってほしい」とか。

大前提として誰かを変えることはできない。

これは受け売りの言葉ではなく、実践実感としてそう思う。
例えば結婚生活など、これを理解していないと苦しみの連続。
この執着を「手放す」と楽になる。悩みの元が一つ減る。
と思う。できるか、できているかは別として。

物質的に「手放す」を実践して、体感として習慣づけていく

最近、乗っていた車を手放しました。
繰り返し試される課題に対して、象徴的起こった出来事だと理解しています。
とにかく良く壊れるポンコツ車だった。おそらく車体価格の6倍くらいは
修理代がかかっていると思う。大部分は保険屋が払ったけど。
先月また壊れた。数万かけて直せば乗れなくはない。
3年乗ってきたけど「もういい」と手放した。
自由度は減ったが「思い悩む」ことがなくなった。
余計なお金を使うこともなくなった。
ちょっとしたお金も得た(笑)

「体感して理解しろ」というメッセージなんだろうと解釈した。
所謂「兆し」に一つで、今回はその「兆し」に従った。

それぞれに必要な課題が、それぞれのタイミングで波状的に試される。

世間には「菩薩」のような人もいる。僕みたいに怒ったりせず
いつもニコニコな方。その人にも課題はあると思う（思いたい(笑)）

似たような課題がくるのも理由があると思う。
単純に課題がクリアできてない。
もしくは、難易度を上げて試されている。
どちらかかなと思う。

これは生きてる限り逃れられない。
仮にクリアせずに死んだとしても
来世に持ち越さられる。

僕は「怒り」のコントロールが
まだまだ不十分だということ。
念のため、
誰かに対する僕の「怒り」は「愛」であることが多いのですが、
相手を焼き尽くさないようにコントロールしろと。
誰かを変えるための執着なら「もういいや」と手放せと。
僕にはまだまだ波状的に似たような課題が来る。
先日折り返しの年齢になりましたが先は長いです。

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