肉体的疲労と精神的疲労が回復して
やっとブログを書く気になった。
大きな仕事、少なからずリミットを解除して
ステージで踊った後の「揺り返し」は、
舞台が大きければ大きいほどでかいなーと
つくづく思いました。
改めまして音楽舞台「ユグドラシル」に出演、サポート、
観覧頂いた全ての皆様ありがとうございました。
お陰様で自分のすべてを出し切って最高の作品に
することができました。
幸せでした!ありがとうございました。
開催2週間前に急遽集まっていただいたメンバーさん
スタッフさんでしたが、僕が手加減することなく
ガチンコでぶつかれる素晴らしいプロ集団!
二日間にわたる中身の濃いリハーサル、
その結晶の本番、どれをとっても僕の全力。
感性を全開にしてクリエーションできるのは
アーティストとして最高の時間でした。
さて、夢のような本番が終わり、
会場を後にするお客様の見送りにたっていると
一人の男性が声をかけてくださいました。
ぎゅっと握手していただいて、涙を浮かべ
「生きる意味を見つけられた」と言ってくれた。
とある女性は
「自分を全肯定された。涙が出た」と言っていた。
アーティストの役割はこれなんだろうなと
改めて思った。
自分の中にある漠然としたイマジネーションを
確信をもって形にしていく。思いを込めて。
その作品がどのように受け止められるか
それは見る人に委ねる。
どのように感じてもらっても全て正解。
音楽舞台「ユグドラシル」にはセリフや
細かい説明はありません。
ある意味とても不親切な舞台。
だからこそ観る人それぞれの解釈の幅が広がる。
そして
その人自身の「ありのままの考え」を肯定することで
その人自身を全肯定する。
「あなたはそのままで100点満点」
他人や人の目に自分の考えを寄せる必要はない。
貴方や貴女はそのままで尊い存在。
だから、ありのまま存分に生きて!
これがこの音楽舞台「ユグドラシル」
のメッセージです。
コロナの影響で一度中止になった
この舞台。
再度挑戦した
文化庁の助成金も決定が遅れに遅れ
再演を諦めた。
でも何かに突き動かされるように
必死で形にした。
やってよかった。アーティストとして
少なからず人の命が救えた。
ところで
気になる記事があるんです。
女性の自殺が増えている。特に若い方。
コロナの影響か?とか書いてある。
コロナの影響です。正確には自粛やマスクで
自分を押し殺している影響です。
僕は3月の舞台延期の時に「大変なことが起きる」と
すぐに感じた。5月のソーシャルディスダンス運動では
「コロナで人は死なないが、自粛で死ぬ人が出る」と
感じ、すぐに行動した。おかしなことになってると。
過激な記事も書いた。
マスクや自粛で人との繋がりが断ち切られて、
自分の考えを抑え込んで他人の目を気にして
大して効果があるとも思えない対策を
パフォーマンス的にお互い監視しあって継続している。
その結果がこれ。自殺者の増加。
残念ながら懸念した通りの流れになってる。
この音楽舞台「ユグドラシル」の目的は
自殺する人を減らすこと。
これは僕がこの舞台を思いついた去年の
10月から考えていたこと。
年間3万人自殺で亡くなる異常な国が日本です。
そこにコロナ自粛、コロナマスクによって
生活の糧を失い、人との繋がりを失い
自ら命を絶つ人が増えてきている。
なんなんだこれ?「死んでもコロナにならない!」
なんて冗談にもならない。
プロテスト(抵抗運動)してこそアーティスト。
コロナ騒ぎは
僕の中では形を変えた現代の戦争だと思っています。
今時、国土を荒らす「ドンパチありき」の戦争なんて
やらないんだと思う。
静かに確実に自然に人を殺す。それも「真の殺人ウィルス」
とかで無差別に人を殺すよりも、一人一人の恐怖心や絶望感を
煽って勝手に死んでくれた方が手間なし。
弱いところから攻めていく。えげつなく狡猾なやり口。
もちろん相手に自分の姿は見せずに。
仕方ないと思わせる。
僕はアーティストとしてこれに抵抗します。
もちろん僕のアートやパフォーマンを通じて。
「戦は生き残った方が勝ち」ならば
僕は一人でも死ぬ人を減らす。
自分の価値(本当の力)に目覚めて輝いて生きる人を
どんどん増やす!
というわけで音楽舞台「ユグドラシル」再演に向けて
すでに動き出しています。
渾身の力を込めて表現活動(プロテスト)していきます!
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!