深層意識アート活動再開しました。自分の中心部にメンタルタイブして癒しと閃きを得る。

3月28日の午前中から深層意識アート活動を再開しました。
長らくブログがサンバ関係の記事ばかりだったので、
読んでいただいている方々は「ん?これ何のサイトだっけ?」と
モヤっとしてたかもしれません。

改めて僕の活動の一つを紹介します。
言うまでもなく僕は身体表現を軸にして仕事をしているプロダンサーです。
ダンスジャンルはニッチでコアな「サンバ カリオカ」
リオのカーニバルスタイルのサンバです。
キャリアは今年で23年目に突入します。

その一方で2015年から抽象画アーティストとしても活動してます。
きっかけは「共感覚」体験です。僕はトランス状態になると「繋がり」ます。
その繋がる先を宗教的に言えば神様とか宇宙とかグレートワンネスとか
色々な言い方で同じ対象物を言語表現してます。

言い方はどれでもいいと思ってます。それぞれが理解しやすく代替し置換
してくれればいい。小難しく言ってますが我々はメディア(言語、視覚、概念、宗教)を
通じて、無形の存在を理解することに慣れているので、何にせよ伝わればいいと思う。

僕自身繋がった時、最初は神秘体験のような、神格化された存在との接続を
感じました。でも何度か体験するうちに、そんなロマンティックなことではなく
とても当たり前で、自分自身と深く繋がるだけのことだとわかった。

話を戻しますが「共感覚」によって見えた世界は
全てが光の粒子だということ。以前、身体表現とアートを組み合わせた個展を
しましたが、そのキャッチフレーズに「音が色に、色が動きに、弾ける迸る」
と書きました。
つまり、そういう世界。音が色に見えたり。動きがマーブル状の色に見えたりしました。
それ以外に実体世界の本当の姿を見ることもできた。重なり合う多次元宇宙。

見えた世界を絵として残したい。

と思い、絵を描くようになりました。
僕は正式な美術教育をうけたことはありません。デッサンすらまともにできない。
それどころか、キレイに線を描くこともできない。
描画テクニックはゼロです。

ただ自分と深く繋がって「見えた」もの「感じた」ものを
ダイレクトに描こうと思った。行きついたのがアクションペインティングです。
行きついたきっかけはラスコー洞窟に描かれた壁画。
シャーマン(呪術者)がトランス状態で描いたものだと聞きかじったから。
洞窟壁画の権威の鳴門大学の教授様からジャクソンポロックを教えていただき、
彼の技法をベースにしました。

とはいえ最初は独学でトライアンドエラーの試行錯誤。
その後、2019年にドイツのアトリエでMarkus kelzenbergという
アーティストに技術を習い現在に至っています。


3月28日新たにキャンバスを作りました。
この段階から深く自分自身に入り込みます。
翌日下絵を描きました。何かを模写したりテーマを事前に決めたりしません。
色を選ぶのも、どこに絵の具を落とすのも、どのように広げるのも直感です。
何もスペシャル感はありません。淡々と粛々と自分自身に深くダイブして
湧きあがった選択をしていくだけ。どこで完成なのかも
自分が「そう思う」からだけ。

こんなことを続けてもうすぐ10年。決して収入が多いわけではないのに
自宅以外にアトリエを借りて創作してます。


「子供が描いた絵みたいね」と昔の同級生に言われたこともある。
「普通」という尺度からは外れてる。妻子がいるのに。
この活動と僕の考えを信じてくれている家内に頭が下がる。
「これ正しいのか?意味あるのか?」不安と葛藤がこみあげることもある。
それを上回る「描きたい」気持ちに従って、
粛々と深層意識にダイブします。媒体を超えた「透明な絵」になることが
深層意識アートの目標。

本来の自分と繋がることは「深い瞑想」と同じ。
表層のストレスから解放される癒しとなります。

 

 

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