頼まれで出ることになった
マガリャンエスのパレード。
詳しくはこちらの記事でどうぞ(笑)
こちらも無事に出演が終わりました。
しっかりとカーニバルのお作法に則っています。
カラフルな衣装の人がウロウロ!
現地で衣装配布(笑)
その場で着用。この下にショーパン履いたまま。
履いてきたサンダルはベルトに止めました。
誰も荷物持ちはいないので、全て自己完結(笑)
若者の出会いの場でもあるんですねー。
なんか、田舎のお祭り的な感じ。
屋台も沢山あって。
それなりに楽しめました!
ちなみに…
カーニバル中の移動は本当に困難です。
夜8時になると最寄り駅が閉鎖されます。
この時初めて知った(笑)
パレードが終了し、駅に着いたのが夜中12時。
「あ、詰んだ」と思った。
かろうじてバスは動いてるみたい。
しかし目的地に行くバスがあるか
まったく分からない。
電車で帰るつもりだったから。調べてもない。
バスも本数が激減。
こうなったら
それっぽい行先のバスに飛び乗るしかない。
とにかく会場のあるマドゥレイラを離れないと。
普段だって治安の悪い街です。
カーニバル期間中なんて泥棒天国。
観光客狙いの強盗だっている。
そこへ、バスがくる。
夜中です。誰も助けてくれません。
せめてセントラル(中央街)まで行ければと思ったのですが、
セントラルの表示すらない。
でも、これに乗らないと次いつ来るか分からない。
瞬間的に判断して、行動しないとスルーされる。
運転手に行先を聞くのですが、
カーニバル中に仕事させられてるのが不満なのか、
性格なのか、もの凄い不機嫌。まともに答えない
それどころか、金払って早く座れって。マジ〇〇。
一か八か乗ることに。
乗ってから他の乗客に行先を聞く。
ホドビアリア(長距離バス乗り場)まで行くとは言っていた。
それなら方向は同じだ。
例によってグーグルマップで現在位置を確認しながら乗る。
中心街からどんどん離れていく。
なぜ?ホドビアリア行かないの?
別のホドビアリアがあったりして(汗)
どうしよう。よくわからない郊外の街まで連れてかれたら。
昔、終点まで連れてかれたことがある。
バス停で夜明かしした。
夜中、しかもカーニバル中に
郊外に取り残されたらアウトです。
パレード後の疲労と、眠気と、不安で頭が朦朧としてくるのを
持っていた僅かな水で紛らわす。
次々と降りていく乗客。
益々中央街から離れていくバス。
ここで降りればタクシーで帰れるかな?とか葛藤しながら
マップを見続ける。ヤバい。充電もなくなってきてる。
これが切れたら、僕的にアウト(笑)
と、前に郊外のサンバチームの帰りに使っていたバスと
同じルートに乗った。見たことある地形(笑)
「なるほど、ぐるっと回って高速で中心街に帰るんだ」
と分かったので少し安心した。
っていうか、そう思う事にした。
ギリギリしかお金持ってこなかったので、
タクシーで帰れるギリギリのところまでバスで来る必要があった。
ホドビアリアまで行けば、最悪歩いてだって帰れる。
歩かないけど。
暗く長~い移動時間が過ぎて、ホドビアリアの明かりが見えたときは、
文字通り肩の力が抜けた。よかった。帰れる。
ホドビアリアは深夜バスも来るので常にタクシーがあるはず。
道端で流しのタクシーを見つけるより安全で確実。
と判断した。
タイミングを逃さず降車の意思を大声で伝える(笑)
じゃないと平気でスルーします。自己主張できん奴は生き残れない。
無事タクシー代ギリギリで(足りなくて3ヘアルまけてくれた)
家のあるヒオコンプリドまで帰還。
最後の最後の小冒険。
パレード自体より、帰り道の方がよっぽどスリリング(笑)
なんにせよ無事でよかった。
これをもって
サンバ関連のMasashiの冒険はおしまい。
のこり10日余りのブラジル滞在。
御土産かったり、友人のところ行ったり
のんびり過ごします(笑)