ヒッピーバンドからの観光名所SalgueiroからのEstacioをはしごしてみた。

リオデジャネイロにはビーチが何か所かあります。
一番有名なのが歌にもなっているイパネマ海岸。
その次にコパカバーナ海岸。
ここらへんが観光客にも人気スポットで
平日に行ってもめちゃ混んでいる。
現地の方々も、それをよくわかっているので
物売りが沢山いる。

例えばどんなもの売っているか?
焼きチーズ
揚げエビ
キビと呼ばれるアラブ風の肉団子
カットフルーツ
冷たい飲み物におつまみになりそうなスナック菓子。
アイス
などなど。ビーチで体焼きながらサクッと小腹を
満たせるラインナップ。それ以外にも水着やパレオも売ってる。
もちろん、全部ビーチ価格でカード払いもOK

っていうのがひっきりなしに売りにくる。
もうね。うるさい。しっぽりと憧れのイパネマ海岸で
のんびり日光浴!なんてことにはならない。
マジうるさい。

ので、家族連れの現地の方々とかは
あまり行かないんじゃないかなと。じゃぁ、どこに行くのか?
日曜日はシュハスコとビーチが定番。よくビーチチェアもった
家族連れを見かける。
ここでしたフラメンゴ海岸。
今、僕が滞在しているグロリアから歩いて行ける距離。


あ、なんだか懐かしい&安心。
熊本の四郎ヶ浜海岸とか思い出す。
何がいいって?物売りが居ない!しずか(笑)がつがつした雰囲気が無い。
地元のご家族連れがのんびり過ごしてる。
確かにイパネマとかと比べたら海はそんなにきれいではない。
でも十分。どうせ体焼くだけだし。トコジラミの跡が消えたらまた来よう。


で、その近くのグロリアミニビーチの前ではヒッピーバンドのパフォーマンス
バンド演奏の周りを屋台が囲むという。なんともシュールな雰囲気。
サンバとは違い金管楽器が沢山。これも独特のジャンルなんだろうけど、
演奏してる人々の層が明らかに違う。

足長のおねーさんをパチリ。

そのあと、家で一休みして、
20時半スタートのSalgueiro(サルゲーロ)というサンバチームのショーを
見に行った。ここは…完全に観光地。商売っ気たっぷりのクアドラ(練習会場)
ショーということなので有料。50ヘアルって。高いな。外国人むけ価格やろな。
内容は…うーん。また来たいか?といったら。もういいかな。
お目当てのパシスタショー。待てど暮らせど始まらない。
ゆるくパゴージが。あんまり刺さらない。
ヒスタミンのせいで睡魔がすごい。

もう限界。帰ろうとしたらパシスタショーが始まった。
っていうか、カルリーニョス劇場(笑)
ここのダンサージレトールは有名なカルリーニョス ド サウゲーロ。
がっつり、あちらの業界の方。
昔レッスンを一度だけ受けたことあるけど。
強烈なひとやね。

「オイ!ジェンチィ!!!」とダミ声で登場する。
完全にドリフのいかりや長介状態でした。
綺麗どころのパシスタを従えて、っていうか自分の引き立て役にして
マイクパフォーマンス&ダンスミニレクチャー
カルリーニョスが気になって、パシスタが頭に入ってこない。
なんやこれ?どっちが主役じゃ!
っていう内容。あれ?他人事でない気もしてくる。
うーん。僕も同じようなことやってんな。
特に真新しさも感じず。撤収。


次に帰りがけにたまたま寄った
Estacio de Sa(エスタシオ デ サー)のクアドラ(練習会場)に
電気が付いてる。僕が所属しているサンバチームです。
ここでもショーをやっていた。
パゴージショー。それも終盤。
ラスト二曲で滑り込んだ。
夜中の1時過ぎ。近所の告知をみると18時スタートになってる。

はい。
そういうもんです。ブラジルのショーやライブ。時間通りに行っても
すぐにメインが始まるわけじゃない。ダラダラして、前座があって、
今日はもう無いのかな?と思ったくらいの頃にメインが始まる。
ブラジルあるあるです。


Estacioのショー、お客さんもまばらになってて、薄暗い会場で
電飾が施してあるバーが出てて、そこで素晴らしいパゴージショー
なんとも不思議な雰囲気。
眠気と戦って根気強く待つと素晴らしいものが見られる。
ブラジルではショーを見るのも体力と忍耐が必要。
おうちに帰ったの2時過ぎ。
途中通りかかったラパ地区は人が沢山いてまだまだ盛り上がっていた。

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