水星逆行と同時ににブラジルの洗礼をさっそく受ける。からの旅の立て直し

念のため、僕はスピ系の人間ではありませんが、
宇宙の神様と一心同体です(笑)
ので水星逆行なるものの影響をもろに受けます。
12日くらいから、その期間になるそうなのですが、水星逆行になったとたん
ブラジルの洗礼を受けました。

はい、出ました。
トコジラミです。13日くらいから足の内側になんか虫刺されがあるなー
とか思ったとたんに全身にワッと広がりました。痒い!
これはアカン!
と思ったので14日中に避難場所の宿を確保。
エアビーに状況報告。時差があるのでレスが遅い。
うーん。24時間対応じゃないんかい。
避難場所は元の宿から歩いて5分くらいの所。
運よく良いところを見つけた。
とにかくダニノミが居ないことを確認。
転げだすように、一気に運べるだけの荷物をもって
脱出しました。

この時点ではトコジラミとは正直わからなかった。
昔、泊まった宿でネコノミを経験してるので、それかと思った。
ちなみにネコノミもブラジルなんですけど。

避難場所の宿は20日までしか確保できなかったので
その期間で旅の立て直しをする必要がある。
それにしてもエアビーの対応は遅い。

元の宿主がベットごと交換する。とか言っていたので
一瞬は戻ることも考えたけど、持ち出した蚊帳からポロっと
虫が出てきたときに「これはダメだ」と思った。
8月くらいに確保した宿なのに。
カーニバル期間に入ったら宿代が高騰するのは良くあるので
早めに確保していた。
こればかりは縁としか言いようがない。

ので、
12月20日以降、2月末までの宿泊先を見つけなければならない。
もちろんノミダニのないところ。

ちょっと冷静になろう。気分を変えようと思い。
エアビーのレスポンスを待つ間、ジャーディン ボタニコ(植物園)
にバスで行った。
出発前に飲んヒスタミン剤のせいでクッソ眠い。
前に嫁さんと子供連れてブラジルに来た時、よく気晴らしに来ていた。

が、入園料が75レアルとか言われる。外国人75レアル。ブラジル人50レアル…
なんやねん!外国人差別か!!クッソ高い!50でも高い!
悔しいので、クーラーのキンキンに冷えた土産物屋で涼んでから、
すぐ近くにあるラーゲ ボタニコっていう無料の植物園に移動。

そういえば、前回もジャーディン ボタニコが高すぎるって言うて
ラーゲに移動したことを思い出した。同じこと繰り返してる。

ラーゲに行くと見慣れた風景。
そっからは男一人の僕が、キャッキャいいながら
自撮り棒を立たせて爽やか写真を撮影しまくり。
ジャーディンほどではない規模だけど、ひんやりと涼しい。
心地良い。ブラジル人もカップルで写真を撮りに来てる。

癒しの場。

と、気晴らしをしてから
再度、宿問題と立ち向かう。これが完了しないことには何も始まらない。
さっそく代わりの宿を検索する。

正直ね。さすがの僕も血の気が引いた。すでに値段が高騰してる!
通常期の3倍くらいの価格。
基本エアビーでしか探さないのですが、ドミトリーですら今の宿の3倍。
「やばい。路頭に迷う」と思った。
優しいサンパウロの友達が心配してくれて、「ウチから通ったら?」
と言ってくれたが、片道7時間の通勤?生活は正直シンドイ。
かといって元の宿に戻るのもあり得ない。
どうするか。

と、14日の避難先探しの時に下見にいった宿のホストから
ディスカウントの連絡が来ていたのを思い出した。
その時は当座の期間だけの問い合わせだったから2月末まで確保できるか。
しかもディスカウント値段で。

一縷の望みで連絡する。
けど、必死感が出てると足元見られるので、あくまでも事務的に冷静なメールをする。
カーニバルに出るとか言わずに。カーニバルを匂わせずに。
大丈夫だった。
しかもクーラー付きの部屋を他のクーラー無し価格にしてくれた。
6掛けくらいのディスカウント。しかもカーニバル期間にかぶってるのに
ぼったくり値段じゃない!!ここ!ここしかないと思った。

さっそく値段を変更してもらって、その前に僕の操作ミスがあってひと悶着あって、
無事、宿を2月末まで確保できた。路頭に迷わずに済んだ。
ガスコンロないし、洗濯は有料だけど、贅沢は言えない。
クーラー付いてる個室だし。十分

元の宿に残してきた荷物(まぁまぁな量)を抱えて転げるように部屋をでて
家主に挨拶。悪い人じゃない。日系のとても献身的な人。
なんだけどね。あかんて。
荷物を取りに帰った時も、部屋が閉め切ってあった。
ムワッとする。そりゃトコジラミも発生するって。
ベットには前の住人の寝ていたシミが残ってる。
これで人に貸すって…
さすがブラジル。

っていうか、これがブラジルの洗礼。
何事も一筋縄ではいかない。
何かをするにしても強い意志と膨大なエネルギーが要る。
それでも、どうにもならないこともある。
だから諦めてSambaをみんなで楽しむ。そんな風にSambaはリオの人々に
愛されてきたんだなーと。しみじみ感じた。

入場用50レアル払って、植物園にポーンと入る金持ちもいれば
路上で汚い毛布にくるまって寝ている人もいる。
清濁混交がブラジル。何かあっても自己責任。
だから自分の身は自分で守る。
自分のやりたいことは自己主張する。
アカンときは声を上げる。
待ってても誰も助けてくれない。

日本にいるときパソコン教室でちらっと講師をしたことがあったけど、
しつこくコチラから声掛けしないと何の意思表示もしない方が多い。
日本では通じるけど、海外は無理。
気を付けましょう自己主張とトコジラミ(笑)
さて、膨大な洗濯をしないと。

おすすめ記事